art.73 バリスタからのプレゼンで美味しいコーヒーに出会う

最近よく話すようになったバリスタからこんなことを言われた。

「私は、一番好きなコーヒーをお客さんにはお伝えしないようにしてるんです。だってそれを言うと、他のコーヒーはダメ、みたいに伝わっちゃうし、それだとコーヒーを作ってくださっている農園の人たちやそれに関係する人たちに申し訳ないから。でも、これだけは別格。今まで出会ってきたどんなコーヒーよりも美味しい。山本さんだけには言っちゃいます。」

1杯1800円のコーヒーは確かに美味しかった。

高いから美味しいのではない。美味しいものは大体高いのである。

値段を理由に出会いを拒否するのは勿体無いと思う今日この頃である。

art.72 集中できる環境

1日に15分でもいいから集中できる「環境」を作ることは大切だ。

ここで言う「環境」は場所だけではない。

自分の身体や体調、精神面も含めている。

風邪を引いているときは集中できない。

お伝えしたいのはこう言うこと。

人間関係も同様。

自分のことしか考えなく、自分がやるべきことは棚上げし、常に誰かから何かを奪おうとするステージの低い人間とは付き合うことをやめる。

例え、会社などで同じ場所にいなくてはいけないとしても、関係を断つ。

集中できる環境を整えることは人生にとってとても重要な課題だから。

art.71 努力が報われるためには

「努力は必ず報われる」と言ったアイドルがいた。

努力は報われるべきだという思いと、努力が必ずしも報われない現実。

その狭間で揺れ動く。

さて。

ここで考えたい。

努力が報われるかどうかをその時の環境や状況、わかりやすく言えば「運」に任せてしまってよいのかと。

いや、もっと正確に考えよう。

努力が報われる確度を自分の手で上げられないかと。

 

僕は上げられると考えている。

だからこうやって伝え続けている。

闇雲にラジオで喋って、日々適当に文章を書いている訳ではない。

いつも報われる確度を上げることを考えながら行動をしている。

 

その方法は何も特別な人だけが実践できるものではない。

僕みたいな凡庸な人間でも上げることはできる。

ただ一つだけ条件がある。

それは、結果がどうであれ努力をすることができることである。

art.70 自分の時間、他人の時間

自分の時間は大切にしたいと誰しもが考える。

それはつまり、他者も同じことを考えているということ。

このことを忘れてはいけない。

 

自分が知りたいからと何も調べず質問する人は、相手の時間の価値をわかっていない。

そういう人は、自分の大切な時間を誰かに無駄に消費されたとしても文句を言ってはいけない。

だって、同じことを自分がしているのだから。

相手に何かを頼むなら最低限自己で出来ることはするべきである。

それが人間関係のマナーだと個人的には考える。

art.69 品性

結果だけをよしとする。

そんな社会に生きている。

サラリーマン時代はこれが嫌で仕方なかった。

それは、そういう社会への嫌悪というよりも、そういう社会に自分を合わせている自分に対しての嫌悪だった。

別に結果を軽視するつもりはない。

結果は大切だ。

けど、その結果までの道程を無視した営みは人として「大切な何か」を失うような気がしている。

 

では、その「大切な何か」とは何か・・・?

品性。

結果さえよければいい人、結果ばかりを追い求める人は、総じて品がない。

あくまで個人的な意見だが、僕は大事な視点だと考え日々を生きている。