art.109 好きと楽しさ

10代、20代の頃、必死こいてやりたいことを探していた。

やりたいこと、それは、自分が一生を通じて夢中になれることであり、

やりたいこと、それは、自分が生きがいを感じることである、と思っていた。

ただ今振り返ると僕はやりたいことを探していたのではなく、単に楽しいことだけを探していたのだ。

もちろん、やりたいことには楽しさは含まれる。

しかし、やりたいことには楽しさだけではなく、苦しさがあるのだ。

苦しさがないやりたいことは、ただの余暇だ。

余暇で一生を過ごせる人間はいない。

だから今は苦しさを求める日々が続く。

人はこれをマゾだと言うが、僕はそれが人生だと考えている。

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