art.119 愚痴の深層

言いたくなくても言ってしまうのが愚痴。

なぜだろう?

ストレス発散?

それもある。

けど、愚痴の深層は、親和性である。

あの人と「私たち」は違う、である。

生贄の深層と愚痴は同じ。

共同体の絆を強める。

それは社会的には必要な行為なのかもしれないが、行き過ぎればただの依存。

一人では不安だから、一人では寂しいから。

愚痴の深層はこんなものである。

なぜそう言えるのか?

簡単である。

自律の精神を持つ人は愚痴を言わない。

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