art.17 せめておいしいものだけでも食べようかと思う

口数が多いとき

今日はなんだか自分でも不思議なくらい言葉が次から次へと溢れ出す。まるで舞台のど真ん中でスポットライトを浴びているかのような高揚感。周りにいる人全てが聴衆に思える。

そんな時は要注意。多分それは一人芝居である。相手の耳に入る自分の声は周りの雑音と変わらない。なぜなら相手に届けようとしていないから。

どんなに高尚でスバラシイお話でも相手に届かなくては意味がない。自己満足の言葉の連続は届く相手を持たない。

口数が多いと思った時、静寂を恐れずにすこしの間黙ってみる。ほら、想いを伝えたい相手の顔が見えるから。

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