art.60 自分の脳を裏切ろう

脳科学の本なんて読んだってちっとも実感はわかない。

本に書かれている脳に関する知識が、自分の脳に当てはまるのかなんてわからない。

でもそれは僕の脳がわからないだけで、脳は(多分)脳科学の本に書かれているような働きをするのだと思う。

だから、自分の脳すらわからない脳を信用するのではなく、本に書かれている知識を時には信用してもいいんじゃないかと思う。

例えば、「混乱した脳はNoと言う」。

混乱させなきゃいい。

人生の道に混乱して立ち尽くしているのなら、道を一本にすれば脳は迷わない。

さあ「もしダメだったらどうしよう」なんて道は捨てて、どっかの誰か頭のいい人が研究した脳科学を信用してみようじゃないか。

道は一本でいい。

歩めるのは一本の道だけなのだから。

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