ちっぽけな勇気

こんばんは、山本です。

何をするにしても「はじめて」は怖いものです。

僕は今までに4回転職しましたが、その都度、新しい職場は怖い(緊張)を感じるものでした。

また、海外旅行は好きだけど、反面、言葉の通じない国への恐怖が少なからずあります。

昔は、こんな恐怖をカッコ悪いものだと思って生きてました。

だって男の子だもん(笑)。

でも今は違います。

「はじめて」に恐怖を抱くのはしょうがない、というか当然だと考えています。

それは、僕ら人類の「進化」を考えれば抱いて当然の感情だからです。

「恐怖」がない種は絶滅する。

例えばここに、Aさん、Bさん、Cさんのホモ・サピエンスがいたとしましょう。

Aさんは怠惰です。

現状に満足しているのかしていないのかはわかりませんが特に何もしません。

ですから、突如何かしらの要因で外界の環境が変わったとしても、何も準備をしていないので滅びるホモくんです。

さようなら。

 

一方、Bさん、Cさんは違います。

現状がいつ変わっても対応できるように準備します。

何を準備するかというと外界への進出です。

仮に今いる場所が、すこぶる快適で、食べるにこと欠かない環境だとしても、いつ何時何があるかはわかりません。

だから外界へ準備(挑戦)しようとする。

 

ただ、BさんとCさんには大きな違いがあります。

それが、「恐怖」の有無です。

 

Bさんには恐怖がありません。

Cさんには恐怖があります。

 

もしかしたら「恐怖」がないBさんの方が生き延びる確率が高いのでは?と考えたかもしれませんね。

確かに、恐怖は時に人の行動を抑制します。

だから、恐怖がないBさんの方が活動範囲も広がり生存確率も上がると考えたくなる。

でも違うのです。

全くの逆なのです。

その理由は次の通りです。

 

当たり前ですが、外界は未知でいっぱいです。

ですから、もしかしたら外界には新種の外敵がいるかもしれません。

もしかしたら、外界は今までの場所とは全く異なる気候かもしれません。

そんな未知に恐怖を持たないBさん。

「まあ大丈夫っしょ」と一人丸腰で出かけたら・・・獰猛な外敵に瞬殺かもしれません。

或いは、腰布一枚で出かけたが故に、出向いた先の外界が極寒で凍死するかもしれません。

 

方やCさんは恐怖でいっぱいです。

「もしかしたら、

 ものすごい牙を持った肉食獣がいるかもしれない。

 石だけじゃ戦えないかも。

 斧を持っていこう。

 いや足りないかも。

 槍も持って行こう。

 そもそも一人じゃ倒せないかも?

 仲間も連れいて行こう。

 あと、寒くないかな?

 毛皮も持って行った方がいいかな?」

結果は、火を見るよりも明らかですね。

 

進化に必要なもの

もしあなたが何かをはじめたいけど「怖い」と思うのであれば、その感情は大切にしてください。

きっとその感情はあなたの進化に必要なものだから。

逆を言えば、恐怖を感じているあなたには、進化の可能性があるということです。

 

ですから。

新しい環境、新しい人間関係、新しい挑戦。

全てにおいて恐怖はつきものですが、全てが進化のきっかけだと考えてみて下さい。

大丈夫です。

この時代に牙を持った肉食獣はいませんから(笑)。

 

進化に必要なのは、あなたが抱えるその「恐怖」と、それに打ち克つちっぽけな勇気です。

ちっぽけな勇気
動画なので音が出ます。

 

今日は以上です。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

それではまた。

山本

 

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