art.36 何者でもないから何者かになるために必要なもの

「何をやっているのですか?」

初対面の人の多くはこんなことを聞く。手取り早い会話の糸口だ。「サラリーマンです。」多くの人はこう答えるだろう。ただ答えながらどことなく違和感がある人もいるはずだ。

きっとこの違和感は「やっている」にあるのだと思う。サラリーマンをやっている。あなたはサラリーマンである。I am office worker.

「違う。私は***だ!」

これがあるからこその違和感だと思う。では、「***」であるためには何が必要か?

当たり前だが、自分が知らないことを知るところからはじめなくてはいけない。でないと現状で知っていることだけにとどまっていたら、いつまでもサラリーマン 。何者にもなれないのである。

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