一般論だが、50歳を過ぎた人が電車の中で少年漫画雑誌を読んでいると違和感を抱かれる。
別に、この50歳が悪いわけでも、漫画がダメだとかいう話ではない。
でもこの人は「いい歳して公衆の面前で漫画を読む人」と思われる。
人は思うように生きられないから愚痴を言う。
でもそんな人をよく観察してみると、自分が想い描く未来像とはかけ離れた決断、行動をしていることがわかる。
例えば、金持ちになりたいなら、それだけ世界に貢献しなくてはいけない。
それには学びは必要だ。
漫画が学びにならないなんて言いたいわけではない。
漫画から学べることは多くある。実際に僕も漫画から多くのことを学んでいる。
けど、先ほどの50歳はきっと学んでいない。
それは漫画を読んでいる彼の姿全てがそれを物語っているからだ。
人間は内面が大切かもしれないが、外面は内面を表現しているものだということを忘れてはいけない。