art.13 せめておいしいものだけでも食べようかと思う

プーチン大統領を傭兵と間違える

僕は時間の許す限り毎日ジムに行くようにしている。そのためかたまにビルダーを目指していると勘違いされるが全く目指してはいない。では、なぜ毎日トレーニングをするのか。

以前、身体は道具であるとお伝えしたことがあったかと思う。僕は道具(身体)のメンテナンスが目的でジムに通うのである。そのメンテナンスの結果、身体が大きくなることもあれば、小さくなることもある。

前回、痩せマッチョの話をしたかと思うが、昨今は身体に対する間違ったイメージが蔓延している。グッチやヴィトンやディオールが痩せすぎモデルは使用しないと発表、フランスでは極端に痩せているモデルの活動を禁止する法律が施行されたのは記憶に新しいが、それでも一度作られたイメージを覆すのは難しい。老若男女、訳も分からず痩せたがる。

先日、ロシアのプーチン大統領がマイナス5度の海氷に上半身裸で沐浴する動画を見た。何かの禊らしい。その禊に興味はないが、プーチン大統領の身体には驚いた。

60代も半ば。一昔前で言えば立派なおじいちゃんである。だが身体は決しておじいちゃんではない。顔が映っていたのでかろうじてプーチン大統領だとわかるが、顔を隠されていたらどこかの傭兵としか思えない身体である。

身体は道具であるとすれば、大統領クラスになれば傭兵並みの道具(身体)が必要ということである。いや逆かな。あれほどの道具(身体)には大統領というステージが必要なのだろう。

せめておいしいものだけでも食べようかと思う。

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